チームの生い立ち


平成12年8月下旬にアスピア一番町(仙台市一番町勤労青少年ホーム)で開催された「お祭り参加お助け講座・よさこい祭りを楽しもう」というワークショップから生まれたチームです。お祭りって参加してみたいと思っている人ってたくさんいると思います。でも、どうやったら参加できるのかな?とか敷居が高いとかいろいろ気にしているうちに参加する機会をなくしているんじゃないでしょうか?そのような方のために「誰にでも気軽にお祭りに楽しく参加して欲しい」という思いから、元アスピア一番町職員阿部英治氏(現喜楽楽メンバー)は、このワークショップを企画しました。 企画にあたり、初心者を全15回の稽古でどうやって祭りに参加させることができるか?そこで振付や稽古等に協力していただいたのが仙台市のミュージカル劇団「OH夢来’S」さんだったのです。曲は「OH夢来’S」さんの紹介で仙台在住のミュージシャン「橋元成朋」さんから頂きました。こうした恵まれた場であるアスピア一番町の講座に、お祭りに参加したいと社会人を中心とした18名が集結!誰もが初対面で踊りは初心者でしたが、お祭り本番まで約1ヶ月間、全15回の練習に集中して励み、第3回「みちのくよさこい祭り」に参加しました。 初参加ではあったものの一人一人が今までに味わったことのない 何にも代え難いお祭りの楽しさと感動を得ることができたのでした。

お祭りは終わったけど…


さて、このような講座の場合、目標終了時で自然に団体が解散となるのがほとんどなのですが喜楽楽もやはり、そのまま解散なのかな?と誰もが思っていたのではないでしょうか?時は経ち今年1月、メンバーも「よさこい」をちょっと忘れかけていたところアスピア一番町閉館に伴う感謝祭が行われるという知らせが入ってきました。

もう一度踊れる!


私達は、よさこい祭りに導いてくれたアスピア一番町に感謝の思いからもう一度今回限りということで躍ろう!と再結成し感謝祭に参加しました。この感謝祭ではアスピア一番町を利用している他のチームとも親しくなったことでよさこいの知らなかったいろいろなことを教わったりしながら、輪を広げることができました。初参加だった昨年本番では自分たちの踊りしか考えられず余裕がなかったため、あっという間にお祭りが過ぎたような感じがありました。喜楽楽がよさこいを知り、盛り上がり始めたのは、ちょうどこの時期くらいからじゃないかと思います。

感謝!!


・アスピア一番町・
こんなすばらしいお祭りに導いてくれたことで、たくさんの仲間ができました。
・OH夢来’Sさん・
お祭りって初心者でも参加できる、楽しめるということを教えてくれました。
・橋元成朋さん・
毎年、どのチームにも絶対にないオリジナルな曲を作曲していただいております。。。

現実は?


チームがよさこいに対して最高の盛り上がりを見せる中再び喜楽楽では真剣に考えなければならないことがありました。喜楽楽を存続し、今年もみちのくよさこい祭りに参加するのか当初の予定通り解散し一人一人それぞれ別の道を歩むのかを・・・今までは、講座であったということでアスピア一番町のバックアップでやってこれた部分が大きかった。だから一人一人ただ自分の練習を考えるだけでやってこれたのです。それが今後、喜楽楽を存続するためには何もかも自分達だけで全てを運営していかなければならない。今まで以上の自主性が求められるため、これまでの講座の感覚から一人一人の意識改革が必要でした。しかし、心配をよそに「せっかく集まったこのメンバーで今年も参加したい」というメンバー一人一人のやっていけるという強い思いが喜楽楽の存続を決めさせました。何もかも新たな出立!!「アスピアチーム喜楽楽」ではなく自分達の「喜楽楽」として・・・
そして現在へ至ります☆